「9・16さようなら原発全国集会」と東電原発訴訟の判決について

仕事に復帰した16日に

東京・代々木公園で「さようなら原発全国集会」が

開かれた。

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(18日東京新聞朝刊一面、以下社会面の記事を参照)

ことしは核廃絶の署名活動に取り組む高校生も

集会のスピーチで登壇したそうだ。

去年にはなかったことだ。

国連に直接200万筆を超える署名を提出した

と報告し、

「多くの人に訴えても理解が得られず壁にぶつかることがあるが、

 核廃絶の思いが揺らいだことはない」

(北豊島高校2年・桜井かおりさん)

そしてきのう19日に福島の事故を巡って

業務上過失致死傷罪で強制起訴された

東京電力旧経営陣の判決を前に

訴訟支援団事務局長の地脇美和さん(49歳)が

「無責任体制を許すことが絶対できない」と

スピーチの場で訴えたそうだ。

集会の後は原宿と渋谷のコースに分かれて

デモ行進が行われたが、

台風15号による災害の大きさと

メディアは「嫌韓内閣改造・進次郎」の

3点セットしか報道しないことと

目黒の女児虐待死の判決(懲役8年)が

17日に下されたこともあり

この集会どころか「脱原発」に対する関心が薄れるばかりだ。

「進次郎」についても前の環境大臣

「(汚染水は)海洋放出しかない」と暴言を吐いたために

その地元への説明について福島と永田町を往復して

チャッカリとテレビの露出で点数稼ぎをしていて

その一方で汚染水をためるタンクにはまだ余裕があることを

一部から指摘されてもマスコミは無視を決め込んでいるのだから

救いようはない。原発再稼働が世論の関心がないままに

進んでいる以上、さらに訴えを強めて

訴訟の判決に注目しなければならないと思った。

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そして19日、

東京電力福島第一原発事故を巡り、

 業務上過失致死傷罪で強制起訴された

 東電の勝俣恒久元会長(79)ら旧経営陣三被告の判決で、

 東京地裁(永渕健一裁判長)は十九日、三人に無罪を言い渡した。」

東京新聞のweb記事より)

脱原発の怒りはこんな不当判決では止まらない。

さらに訴えは続く。

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(昨年の集会より)

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