きのう9月1日、関東大震災で虐殺にあった
朝鮮人犠牲者の慰霊式典に参加するため、
両国の横網町公園に。
着いたころには多くの参加者と見物者で
いっぱいになり、犠牲者慰霊碑の前に近づく
ことが出来ないほどだった。
それでも参加の署名をして浄財を少し入れて
読経を聴く。
この裏では石原町遭難者碑があり
昨年に続いて極右団体が
「六千人虐殺の濡れ衣を晴らす」
「真実の関東大震災石原町慰霊」の集会をやっていた。
警察がテープを貼って互いがぶつかり合わないようにしたが
ときどきその集会側がマイクのボリュームを上げて
妨害行為をやっているのが見苦しい。
それでも最も見たかった
金順子(キム・スンジャ)さんの鎮魂の舞は
荘厳かつ迫力に満ち溢れていた。
舞が終わったあと、隣の慰霊堂へ。
中でお焼香をして手を合わせる。
そして気になったことを。
昨年の秋季慰霊大法要には小池百合子都知事は姿を見せなかった。
(昨年9月1日に撮影)
そして今年は法要に参列した東京都や墨田区などの
関係者がどこへ座っていたのかがわからないようになってしまった。
オリンピックやパラリンピックの関連行事には
必ず参加する都知事がこのような
歴史を遺すための式典に出ないとはどういうことなのだろうか。
慰霊堂を出る前に外で黙とうをして
公園を後にする。
まだ外は残暑が続いている。
(上下ともに両国駅でもらったビラ、署名活動もしていた。)