大阪・城北ハッキョを支える人々から

8月10日に大阪府豊中市で行われた

新聞うずみ火の

黒田清さんを追悼するライブが終ったあと、

打ち上げの席でも話に花を咲かせて

大いに盛り上がったが、

席が隣の人が初めてきたということで

挨拶を兼ねてこの紙をいただいた。

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大阪の城北朝鮮初級学校を支える会

「アプロハムケ城北」の通信誌だった。

この方はその会の事務局長を務められている方で、

朝鮮学校の無償化を求める活動に

大阪から参加されているとのことだった。

中身を読んでみると、創立60周年記念の

チャリティー公演や

オモニ会会長からの挨拶、アボジ(お父さんの意味)会会長

の挨拶、

また新しく赴任された先生からの挨拶があり

「自分が母校で教員をするとは、思ってもいませんでした。

 約10年ぶりに戻って来た母校ですが、

 何一つ変わったことはありません。

 木造でできた校舎も、よく帰って来てくれたと声を

 かけてくれる同胞たちも

 そして城北ハッキョ(学校を意味する)を支える会の方々も、

 私が小学校だったころそのままです。」

と語り、学校を守りつづけた全てに感謝をささげ

自分たちの母校として永遠に輝くように

教員としての役目を一生懸命に果たすと誓った。

ハッキョが祖国と民族(北でも南でもない朝鮮)

とは何かを教えてくれたからこそ、

後輩の学生たちにもその素晴らしさを

伝えていきたいと。

考えてみれば、いまの日本の学校

民族と祖国のことについて

熱心に教えようとしているのだから

朝鮮学校(ハングルでウリハッキョと呼ばれる)でも

同じことをして当たり前だし、

アメリカンスクールでも同じことをしているのに

自治体からの補助金

国からの指導で打ち切られている

その理由がわからないのだ。

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ハッキョを支える会では、給食を会員参加でつくって

一緒に食べて、学校と市民との交流を深めている。

また詳しく聞けなかったが

8月3日には納涼大会も行われて、地域にも開かれた活動を

続けているということだ。

対立したり一方的に嫌うようでは

国際交流は出来ない。

自分の住む町で身近なところから

このように異文化と接する機会があることは

とてもうらやましく思える。

支える会のEメールは

omuracho3yahoo.co.jp(大村さん)

会員年会費は

個人1000円・団体2000円

振込口座:ゆうちょ銀行 00900-6-163598

名義も「城北ハッキョを支える会」で。

www.jouhoku.net

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