うずみ火の花見で聞いた夜間中学・大阪の場合

4月6日の新聞うずみ火の花見の2次会で聞いたこと

で書き忘れたことがあった。

参加した人の中に大阪市の中学校で講師(元教員で既に定年)

を勤めている方がいて、私が松戸市に公立の夜間中学が出来る

という話をしたら、その講師の先生も大阪市の公立の夜間中学

のことをよく知っていて、自身のPCのフォルダに入れてた

録画の動画を見ながら話をしてくれた。

知っているのは天王寺中と文の里中の夜間学級で

そのうちの文の里中は文化祭で普通学級と夜間学級の交流

行事が行われ、一緒に合唱をしたり互いの民族文化

などを学ぶ授業をするなどをしたということで

それが地元のJ:COM(ケーブルテレビ)で2002年

に放送されたそうでその映像を見せてくれた。

何も偏見もなく年齢や国籍も越えて笑顔で生徒たちが

出会いとふれあいの時間を作っている姿を見て、

松戸の自主夜間中学に似たような雰囲気を見たような感じがした。

ちなみに天王寺中は普通と夜間は別だとして

交流はないということ。

また文の里中には夜間学級の生徒が共同制作した

「オモニの像」が、そして天王寺中には「夜間中学生の像」があり

いずれも沖縄を拠点にして活動する彫刻家・金城実が

この2校で教員をしていた時に創られたという話も聞いた。

とても参考になったが、果たして松戸の「みらい分校」

はどのような夜間中学の歴史を創造することになるのだろうか。

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