3月30日、あと一日分になった青春18きっぷを
どう使おうかと考えた末にノープランで乗り回すことに決めて、
自宅を出たのは朝7時半。松戸を出発して
そこからすぐに出る京浜東北線で大宮に着く。
すると上野東京ラインが4分後に出るということで
こちらに乗り換え。一度北へ針路を向けたのを
逆に戻したが、なぜか西へと行きたくなったので
赤羽から埼京線へ。土曜日なので9時過ぎから
どんどん乗客が多くなり混雑状態に。
新宿まで我慢して、中央線快速に乗り換え。
下りだがけっこう混雑になりずっと立ち席に。
まさにこの沿線が町としての成熟が高いことを
示しているような印象を覚えた。
(最も上りホームも乗客が多かったが)
立川から南武線の快速に。ここでのんびりすることが
出来たので読書タイム。武蔵小杉から
横須賀線に乗り換えるのだが、やはり通路が長い。
やむを得ない。駅周辺の開発が進んだからこそ
横須賀線のホーム設置が出来たのだから。
そして戸塚から東海道線に乗り換えへ。
さんざん考えた挙句、静岡の岳南電車に乗ろうと
思ったからだ。本当ならまっすぐ起点になる𠮷原駅に
行けば良かったが、天候が悪い中で遠出は出来ないと
思い、一度は諦めていたが西へと進むにつれて
日が差して天気が良くなったのでこの判断は悪くはなかったと
ホッとする。
吉原到着は午後1時過ぎ。全線1日フリー乗車券と
「岳ちゃん人形焼」を買って電車を待つ。
ちなみに岳南電車は「全駅すべて富士山が見える」をセールスポイントにしていて
各駅に富士山の一番よく見える(ビュースポット)をホーム上に案内している。
残念ながら富士山は見えなかったので、車内から工場風景を見て楽しんだ。
比奈駅では元京王井の頭線の車両とすれ違ったので車内から撮る。
逆光なのでうまく写せなかった。そして岳南富士岡駅では貨物輸送に活躍した
電気機関車が電車とおなじ線路で保存されていた。
帰りの電車から撮ったのはこの下。
そして終点の岳南江尾についた。(つづく)