2019年・うずみ火花見の追記

統一地方選挙の前半戦は大阪クロス選挙が

維新の勝利に終わり、また都構想でもめるのが

確実になりそうで、同じ新聞「うずみ火」の読者から

落胆と絶望の声を聞くことになる。

何と声をかけたらいいのかがわからない。

しかし、6日の大阪城西の丸庭園で行われた花見では様々な出会いに恵まれた。

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写真は92歳読者同士の握手。左の男性は「鈴木先生」現職のお医者さんだとの

ことで、太平洋戦争中は戦艦大和の乗組員だったが沖縄出撃を前に

下関で降ろされたという。上官から

「これからの日本は君たちがつくる。無駄に死なせるわけにはいかない」

と言われたそうだ。そして戦後再び新制の高校から勉強し直して

大学に入って医師の資格をとったのだそうだ。

「10代は戦争につかっていた頃でしたから、楽しい思い出といえば

 幼年学校のころが一番楽しかった。」

幼年学校と言えば今でいうところの小学校というところだ。

当時の時代がよくわかる証言だった。

右の女性は「うずみ火」の前身である「窓友会」を築いた

黒田清さん(ジャーナリスト・元読売新聞大阪社会部長・故人)の

マッサージをやっていたのが縁で読者になられた方だが

徐々に視力を失う中でそれでも介護の支援を借りて

花見の場に来てくれた。このお二方はまさに

戦前戦後の歴史を知るレジェンドである。

また沖縄・座間味島で民宿を経営している

宮村肇さんにも再会することが出来た。

すでに民宿は親戚に譲って悠々自適となって

大阪にやって来たとのこと。

場所を移して2次会で歓談(酒付き)したあと、

3次会はカラオケで締め。宮村さんの沖縄の歌を

たくさん聞き、おおいに盛り上がった。

やはり出会いと再会とつながりあいの旅が

一番いい。

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