辺野古軟弱地盤補強工事でも政府が捏造「海面下70mまでで良い」

3月28日の東京新聞は1面と社会面で辺野古基地の工事に

関する軟弱地盤の補強について、海面下70mまでで施工可能

だとしていたが、その根拠が揺らいでいると伝えている。

それは深さ90mの強度データを使わず、

数百mから離れた地点から類推したものを利用していたのだと

いう。「都合のいいデータをつまみ食いしたような調査に

野党や専門家から疑念の声が上がる」(記事より抜粋)。

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本来ならばB27地点のデータを採用した上で軟弱地盤の対策をするのが

最もまともなやり方だった。しかし27日の参院予算委員会では

深さ80mでも90mでも「非常に固い」とされる基準値の15を大いに下回る

数値(約6~8)に終わってしまった。そこで防衛省

「信頼度が小さい」として、その周辺のS3、S20、B58地点をボーリング調査

して、さらに別の地点での調査結果をもって「非常に固い」と判定。

その理由は「(B27地点と)土の層が同じだから」と。

しかし前述の3地点は海面下68~84mでしかやっていないこと。

そしてB27地点との距離の差は数百mの大きな差。

さらにB27地点は埋め立て地域を仕切る巨大な護岸の真下に位置して、

仮にここは軟弱地盤であれば「供用後20年間で40cm」を大きく

上回る地盤沈下が起きる恐れがあるという。

それにしてもこのような捏造まがいのことをしてもしも

将来的に渡って地盤沈下などで供用中止に追い込まれたとき

将来の日本政府は米国政府にどのような申し開きができるのだろう。

安倍首相は米海兵隊トップと意見が一致したというが、

使い物にならない基地を将来保有して何の得になるというのだろうか?

ひょっとしたら中国や北朝鮮の脅威はフェイクニュースなのか。

これからも辺野古普天間基地も日本はいらないと

強い声を上げていかなければならない。

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