松崎菊也さんが斬った宮川紗江選手のパワハラ問題「納得いかない」決着

14日(13日発行)発売の日刊ゲンダイで好評連載スポーツコラム

松崎菊也さんの「戯作者の難癖口上 さあさ、お立ち合い」

今ではすっかり話題に上らなくなった

体操の宮川紗江選手のパワハラ事件で

協会が設置した第三者委員会の結論を受けた

宮川選手の受けた妙すぎる決着を一刀両断。

f:id:shiraike:20190314073912j:plain

委員会の結論はパワハラそのものは認められなかったのことで、

加害者である塚原光男・千恵子(女子強化委員長・副会長)氏は

既に退任の意向を示したことで「処分相当」。

両氏が率いる朝日生命体操クラブへの引き抜きなどで

「(18才の少女が)うそをつくとは思えない」と発言した

具志堅幸司副会長が会長厳重注意、池谷幸雄氏が誓約書提出を求められ

宮川選手は反省文の提出を求めることにしたと決定。

「なんだか、どこの第三者委員会も、開けても開けても

 同じ顔が出てくるロシアのマリョ~シカ人形みてえなヒトたち?

 ロシアのことは知らねえか【ザキトワ?ドーピングか?・中略】

 キンタロウアメなら分かるか?どこでもキンタロウ委員会の

 決めたことはだいたいタマムシ色だっていうのも同じだな。」

確かにこのタマムシ色の決着は、告発した方が結局

体操界及び世間にご迷惑をおかけしたからということで、

なぜか真実を語ったほうが罰を受け、

社会的制裁を受ける結果になったが、

加害側のほうが社会的制裁を受けたと委員会が認めたことで

「ま、良かれと思ってやったきたんだろうから、罰というより

 【塚原夫妻に】厚労省【不正統計で注目を浴びた】でもやるべ

(って字が違う?あ、すまん 功労賞ね)。」

そしてもしも第三者委員会が体操協会も厚労省もおなじメンバー

だったら、みんなダンマリを決め込むかもと、これは私も同意見。

だれも怖くて内部告発は出来ないだろう。

それで自分の言ったことが間違っていたから反省文については

「寝言コイてんじゃねえぞ日本体育協会!」【ヨッその通り!】

「まさか『もうされたくありません』の『されたくあり』を

 『し』に変えて【中略】訂正印を押しました。ってことじゃ

 あるめぇな?」

ということで大きな見出しは

日本体育協会の平衡感覚がわからねえ」

日本人はとかくこういうもめ事への仲裁をやる時は

「けんか両成敗」「罪を憎んで人を憎まず」という

やり方をよく使うが、今回ばかりは

だれがどう見てもこのやり方を使っているとは思えない。

菊也さんも書いてたが、本当に目が回って吐き気すらしてきた。

まさかこれ以上マスコミに騒がれるのがたまらないからと

月面宙返りを超えるウルトラC以上の荒業を出したの

だろうが、そこには感動や栄光の架け橋は見えない。

むしろ、2020年五輪に漆黒の闇が漂ってきた感じ

しかないのだ。(カッコ内は記事からの抜粋。【】は私の補足。)

www.hochi.co.jp