14日(13日発行)発売の日刊ゲンダイで好評連載スポーツコラム
松崎菊也さんの「戯作者の難癖口上 さあさ、お立ち合い」
今ではすっかり話題に上らなくなった
体操の宮川紗江選手のパワハラ事件で
協会が設置した第三者委員会の結論を受けた
宮川選手の受けた妙すぎる決着を一刀両断。
委員会の結論はパワハラそのものは認められなかったのことで、
加害者である塚原光男・千恵子(女子強化委員長・副会長)氏は
既に退任の意向を示したことで「処分相当」。
両氏が率いる朝日生命体操クラブへの引き抜きなどで
「(18才の少女が)うそをつくとは思えない」と発言した
具志堅幸司副会長が会長厳重注意、池谷幸雄氏が誓約書提出を求められ
宮川選手は反省文の提出を求めることにしたと決定。
「なんだか、どこの第三者委員会も、開けても開けても
同じ顔が出てくるロシアのマリョ~シカ人形みてえなヒトたち?
ロシアのことは知らねえか【ザキトワ?ドーピングか?・中略】
キンタロウアメなら分かるか?どこでもキンタロウ委員会の
決めたことはだいたいタマムシ色だっていうのも同じだな。」
確かにこのタマムシ色の決着は、告発した方が結局
体操界及び世間にご迷惑をおかけしたからということで、
なぜか真実を語ったほうが罰を受け、
社会的制裁を受ける結果になったが、
加害側のほうが社会的制裁を受けたと委員会が認めたことで
「ま、良かれと思ってやったきたんだろうから、罰というより
【塚原夫妻に】厚労省【不正統計で注目を浴びた】でもやるべ
(って字が違う?あ、すまん 功労賞ね)。」
だったら、みんなダンマリを決め込むかもと、これは私も同意見。
だれも怖くて内部告発は出来ないだろう。
それで自分の言ったことが間違っていたから反省文については
「寝言コイてんじゃねえぞ日本体育協会!」【ヨッその通り!】
「まさか『もうされたくありません』の『されたくあり』を
『し』に変えて【中略】訂正印を押しました。ってことじゃ
あるめぇな?」
ということで大きな見出しは
「日本体育協会の平衡感覚がわからねえ」
日本人はとかくこういうもめ事への仲裁をやる時は
「けんか両成敗」「罪を憎んで人を憎まず」という
やり方をよく使うが、今回ばかりは
だれがどう見てもこのやり方を使っているとは思えない。
菊也さんも書いてたが、本当に目が回って吐き気すらしてきた。
まさかこれ以上マスコミに騒がれるのがたまらないからと
だろうが、そこには感動や栄光の架け橋は見えない。
むしろ、2020年五輪に漆黒の闇が漂ってきた感じ
しかないのだ。(カッコ内は記事からの抜粋。【】は私の補足。)