2月2日、映画を見た帰りに北千住駅前で、
東京・山谷日雇労働組合のカンパとビラ配り活動を見た。
高度経済成長期に建設・土木の作業を担ってきた山谷(荒川区の南千住付近)
の労働者たちも50代から60代の人々が大半になり、失業をしていることが
多くなってきた。山谷のほうに求人がほとんどないためだそうだ。
日雇いで働き続けたために健康保険や年金に入ることが出来ず
これまで労働者のための宿で生活できたのが、今では野宿(ホームレス)を
する人が多くなったそうだ。
このために同労働組合は先輩や仕事仲間たちで野宿で命を落としかねない
同じ労働者たちに炊き出し活動を行っているということだ。
昨年からの年末年始では、7泊8日で山谷の玉姫公園で
2000食の炊き出しを行ったそうだ。
今後もさらなる支援をお願いしたいと訴えている。
予想されてくるなかで高齢を理由に切り捨てられる人も多くなっている。
この現実に気が付く日本人は果たしてどれだけいるだろうか。
山谷日雇労働組合のホームページ