2つの「やっぱりなぁ」

昨日までのニュースから「やっぱりなぁ」と思ったことを2つ記録する。
1つ目、「新潟を拠点に活動しているアイドルグループ「NGT48」のメンバー、山口真帆さんのファンの男2人が、先月、新潟市内にある山口さんの自宅の玄関先に押しかけていたことが警察などへの取材で分かりました。2人は山口さんの顔をつかんだなどとして暴行の疑いで逮捕され、「話がしたかった」と供述していたということですが、その後、不起訴になり釈放されています。」(9日のNHK NEWS WEBより )

この件で署名サイト「change.org」からのメールマガジンから
「NGTグループ今村支配人の辞職と運営スタッフ上層部に公式な場での謝罪を求めます。」と署名のお願いが届いた。

www.change.org


事件から約1か月経ってやっと明るみになったこと。そのきっかけは山口真帆さんのツイッターshowroom配信によるもので
これがなければ事件が闇に葬られていたかもしれなかったこと、そしてテレビ等で報じられた時は
被害者である山口さんがなぜか涙を流して謝罪していたこと。
そしてNGTの運営側から公式コメントがあったが
①どのように自宅の「場所」が漏れたかが説明されていない
②刑事事件になったのに犯人の会場出入り禁止に留めてよいのか
③「防犯ベル」「各自宅への巡回」という再発防止策の甘さなどの懸念がそのままであること。
これが今回の署名活動に至るきっかけになったとされているが
確かに加害者側が不起訴で終わったことや、メンバーの一人が山口さんに襲わせるように誘発させる行為があったことを
しぶしぶ認めたようなNGT側の不誠実な行為を見るにつけ
怒る人たちが直接謝罪と責任の明確化を迫ることは「やっぱりなぁ」と思い
私も署名に加わった。

ライブドアニュースより
http://news.livedoor.com/article/detail/15856073/

2つ目は厚労省が「毎月勤労統計調査(毎勤)」が10年以上に渡り不適正に実施されていた問題。
10日には政府が新年度予算の見直しを検討し始め、数百億円規模の過小給付に対して
残りの分を追加給付するように対応する予定としたが
共同通信のネット記事では
「東京都台東区ハローワーク上野を訪れた求職者からは『ふざけんじゃねぇ』『何を信じたらいいのか』と憤りや戸惑いの声が上がった。
 東京都北区の男性(68)は「でたらめなことをやって」と語気を強める。失業者にとって雇用保険の給付金は貴重な収入と強調。『ずさんな調査で低く抑えられていたなんてとんでもない話だ』と不満をあらわにする。」と。
これもまた、「やっぱりなぁ」と。
https://this.kiji.is/456374806875866209
また過労死遺族からも「怒りを覚える」の声も上がった。
https://this.kiji.is/456387263903843425