また高知県警察か!今度は交通違反を「捏造」

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きょうツイッタ―からダイレクトメッセージがきて、
人権救済申立の署名の協力のお願いだった。

高知県に住む山下由佳さんは2年前の11月22日、用事のために
車を運転していて、交差点で信号待ちをしている最中に警察官にドアをたたかれたが
話を聞かれる理由がないから、信号が青になったので発進したら
警察官が追っかけてきて、さらに前からパトカーが付いてきたので
すぐ近くのレストランの駐車場に前進駐車(出るときはバックが必要)して
警察官の話を聞こうとしたら、ドアを開けて10秒をしない内に手錠をかけられたという。
逮捕状なしの現行犯逮捕。一時停止違反でも考えられないやり方である。
さらに自動車も没収、持ち物も取り上げられその時に全ての個人情報も警察が本人の承諾なしで
「入手」したのである。
取り調べでも警察側は山下さんが罪を認めたかのように供述調書を捏造し、
(「反則金は母親が支払います」と付け加えられた)
さらに当番弁護士を呼ぶことが出来るはずなのに
「弁護士は私費になります。」とウソまでつかれた。
そこで山下さんは取調べ後に法テラスなどに相談したうえで、
「軽微な交通違反による現行犯逮捕」による「特別公務員職権濫用」で
高知県警に対して告訴し(ことし4月に受理され、現在も捜査中)、
さらに日弁連人権救済申立を行うために協力署名をお願いしたいということだ。

山下さんは民事訴訟(交通裁判がらみ)で不当な訴えを相手方に起こされたことがあり、
相手方が住所を虚偽の届け出をしたことを国益通報や警察への申し入れをしたが、
時効との捜査結論が出されてしまった。
 
「ところが、武政刑事は、虚偽の所得証明書を裁判で行使しているにもかかわらず、その罪を見逃した。」
この高知南署の刑事は、交通違反の件でも山下さんが供述調書の採り直しを申し入れたが
それを受け付けなかったとのこと。この民事訴訟は山下さんに無罪判決が下されたが、
相手方のみならず高知県警にまで犯罪者と決め付けられたことで
警察に対する不信感を強めて行った。
そこへ来て「逃亡の恐れがあるから」という一方的な理由で車から降りた途端に
手錠がかけられたのだから
「自分は高知県警から危険人物扱いされた人間」として不安を増大させるのは当然だろう。
 
ふつう交通違反となれば安全なところに車を止めさせて、違反の内容を対象者に告げ
事情聴取をしたうえで逮捕するか違反切符を切るのではないのか。
山下さんが逮捕される直前に信号待ちをしていた時、車はドライブモードでブレーキを
踏んでいた。しかし現場の警察官は公安委員会の監察課の調べに対して
「エンジンを切っていたのに逃亡しようとしたので逮捕した。」という。
ドライブモード状態で「エンジンを切っていた」というのは間違いなのは
ペーパードライバーでもわかることでしょう?
しかも近くのレストランの駐車場に止めたのは山下さんの自発的な行為であって
パトカーがサイレンを鳴らして近くに止めろと指示した事実はなかったとのこと。
交通違反の取り締まりにしてはあまりにも異例づくめで
最初から山下さんの行動をマークしていた疑いが出ても不思議はない。
高知県警といえば白バイと送迎バスの交差点上の衝突事故で
バス運転手が不当判決が下った「冤罪」事件がテレビでも報道された。

警察にたいして正当な批判をする人を不当逮捕して
本人の名誉を棄損する行為は断じてゆるしてはいけないし
この一件は私たちにとって他人事ではないのである。
山下由佳さんのブログ(署名の問い合わせもこちらで)
http://blogs.yahoo.co.jp/costarica0012/17766919.html
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