10月23日の午前中、どれだけのにぎわいがあるだろうと思って
平安遷都1300年祭の平城宮跡会場に行ってきた。
近鉄奈良線に乗り、大和西大寺駅を降りると
会場行きのバス乗り場にはもうかなりの列が出来ていた。
もっとも案内の人が「大極殿は歩いていったほうが早い。」と教わった人もいて、
バスを乗るのをやめた人もわずかにいた。
無料の送迎バスは約10分で朱雀門に近いエントランス広場に着いた。
まず朱雀門の写真を撮り、近くにある遣唐使船へ。
中に入るには整理券が必要だとのことで写真だけ。
朱雀門をくぐると、平城宮跡は花と緑できれいに整備されていた。
約20年前に「なら・シルクロード博」でこの地を訪ねたことがあるが
このときはただ跡地だけが横たわっていて
猛暑のなかを歩いていたことを思い出す。
それがいまは大極殿(第1次)も復刻されたから感慨深いものがある。
大極殿の前は「音絵巻」という音楽イベントがやっているため、
このように広場が囲まれた状態になっていた。
したがって中にはいるには左側から階段を登って入口へ。
さすがに見学者が多いので交通整理のため一時停止。
15分ほどして大極殿に。
展示パネルの前には人だかり。「立ち止まらないで、真ん中を通ったほうが早いですよ。」
案内どおり通路の真ん中を通り正面から会場を見てみると
その眺めは壮観だった。
そして高御座を撮った。
これで見学はおしまい。
会場はとても広いので、お年寄りや障がい者のために
連結バスのような交通システムとして
「ハートフルトラム」が走っていた。
そして会場の中を近鉄電車が走っていたので
動画も記録しました。