松戸市立病院問題 市長は建て替え検討に「市民の声」を「いちばん」に尊重せよ

人気ブログランキングへ

これは昨日の議会を伝えたコアラテレビのニュースの一部だが、
この内容を見て、市長は現地建て替えに消極的だと誤解されても仕方がないと思った。
市立病院の今後を巡る問題は、市長の公約通り
「少ない予算」で「市民の最も必要とする医療」を提供する「病院」に生まれ変わることができるかどうかでは
なかったのか。
「約65億円」で改築可能というのなら、1号館の改築に集中して
早急に耐震化や老朽化に対応するのが良いわけだし、市議会や市医師会などの異論を排除するのは
十分可能ではないのか?
東松戸に約250億円で新築移転しても、医師看護師の定員確保や現病院の跡地利用には
さらに膨大な予算がつぎこまれるのは必至であり、
松戸市立病院は千葉大医学部の系列である以上、
人員確保や質の向上には必ず限界がでてくるはずである。
現に院長が市民の知らない所で現地建て替えに伴う職員のアンケートを
していたことについては、
病院自身が市民の声を完全に無視して独断専行とも思える圧力を市長にかけようとしていた
わけなのだから、
民主主義を無視した暴挙であり、それに協力した形をとった市医師会も同罪だと思う。
それでも市長が「病院と医師会の声を尊重したい」というのなら、
ただちに病院建て替えに関する検討委員会の開催を行うことを明言し、
委員募集は市民からの公募で100パーセント構成することを約束することだ。
市議会は市長の抵抗勢力なのだから、恐れず着実に自分の公約実現に
強い理念をもってやればいい。
「市民によるまちづくり」のために市政の監視と感心をもってもらいたいのなら
市役所と市議会に対する遠慮はいらない。
いまのままでは、約3090億円も税金の無駄遣いになりかねない。

本郷谷市長の所信表明
http://www.city.matsudo.chiba.jp/index/shisei/shityou/message.html
人気ブログランキングに「千葉県」などで参加しています。
よろしかったら、ご協力を。
人気ブログランキングへ