これならテレビ東京の選挙特番を見ておけばよかったなあと思った。
池上彰の選挙スペシャルは９．３パーセントの視聴率をとったが
この番組ではマスコミにとって最大のタブーとされている
「創価学会と公明党」の関係を現場で取材し、公明党の山口代表にも
「ウソ発言」を引き出す質問を池上さんはしっかりとやっていた。
そうした上で「宗教と選挙」の関係を解説したのだからもう感服するしかない。
テレビ東京も創価学会のＣＭを深夜にやっているのだから大英断だったのではないか。
私の母方の祖母は創価学会員だった。
聖教新聞や公明新聞、人間革命は全部揃っていた。
都議選の時には公明党の都議候補のポスターもあった。
昨年３月に祖母が亡くなった。その後の初盆の時、
家族と親せきが母方の実家に集まっていた時、その日は総選挙の投票日ということもあってか
近くの学会員が訪ねてきて「選挙は行きましたか」と実家を守っていた叔父に訪ねてきた。
「ああ、もう行って投票してきましたよ。」叔父がそう言うと、
その学会員はそそくさと家を後にした。
「いつも選挙のときはこうなんだから。」
叔父は吐き捨てるようにつぶやいていた。
テレビに映った学会員の姿はかっての祖母の姿だったのだ。
でも行政関係の相談は共産党の区議会議員に頼んでいたそうだ。
これも「創価学会」の常識なのだ。
「創価学会の組織票 池上彰の選挙スペシャル」
