松戸市長選挙は本郷谷健次氏を支持します

いつの間に6月を迎え、そして13日には任期満了に伴う
松戸市長選挙が行われますが、やっぱり盛り上がらない。(うちの母も言っていた。)
松戸市立病院移転問題が「全てが決まったことになっている。」とした市役所の
広報戦略で新築(東松戸駅前)が既成事実化されて、その問題を根幹とした
今後の財政問題と暮らしやすい街づくり、そして地域の活性化に市がどのような形でかかわるのかといった
市政の課題があまり市民の間でも語られないということがあるからだ。
市民の大半はよほどのスキャンダルでも市政で起きない(かって市職員による公費使いこみ事件があったが)限り、
「平穏無事ならそれでいいんじゃないの?」といった空気が松戸じゅうを覆っている感じである。
もっとも私自身、市立病院移転問題で住民投票を求める署名活動を知らなかったら
やっぱり本気で「いまの松戸市政に足りないものは何か?」を真剣には考えられなかっただろう。
今回の市長選では、川井敏久市長が出馬するほか、
杉浦誠一氏、本郷谷健次氏、末松裕人氏が立候補を表明しているが、
私もいろいろ考えた結果、本郷谷健次氏を支持することにした。
理由は
1.松戸市立病院の東松戸(紙敷)移転に反対し、現地建て替えを主張していること。
  そして市立病院を小児周産期および救急医療に特化した新しい市立病院への改革実施を訴えていること。
2.市役所を、市政のサービス機関としての抜本的な改善に前向きであること。
3.松戸駅西口駅前駐車場(大型車が入れない!誰も利用しない!)の駐輪場利用への整備を推進していること。
4.市立病院建設費の無駄を削り、小中学校の校舎の耐震化工事を前倒しすることを約束したこと。
5.市民の市政への参画を推進するための政策推進と、「市民自治基本条例」と「住民投票条例」の設置を訴えていること。
  (流山市は市民自治基本条例をすでに制定している。)
6.行財政改革に関して数的目標を定めて、その根拠を明確に説明していること。  
7.市立学校の民間人校長起用の実現を目指していること。(東京では23区単位で実現)
もちろんこの理由については異論があるのは承知の上。民主党推薦でかなりの逆風が予想されるが、
これらの政策が実現すれば、「市民とともに明日の松戸をデザインする」新しい市政への改革が期待されると私は思う。
あとは投票率。前回は川井市長と本郷谷氏の一騎打ちになったが、約30%に終わっている。
市役所にはいろいろ意見があると思う。多くの松戸市民が投票所に足をはこんでほしい。
本郷谷健次氏のマニュフェスト  
http://hongouya.net/subseisaku.html
松戸市議会議員山中啓之氏
市長選出馬予定者に公開質問状 それに対する各候補者の回答
http://k-ji.jp/bighope/archives/741