J2甲府対柏戦を見に行く

今日は甲府小瀬スポーツ公園競技場へJ2甲府対柏戦を見に行った。
柏レイソルは開幕から負けなしの状態だ。フランサがスタメンで出場できない分を若手選手の頑張りで補い、
1,2点差で守りきるサッカーで勝ち点を積み重ねている。
一方ヴァンフォーレ甲府は開幕ダッシュに失敗したが、3トップのFW陣がやっと機能して
5連勝で単独3位まで浮上した。

そして迎えた大一番。甲府と柏は互いがJ1昇格やJ2降格に絡んだ因縁があるだけに気合の入り方が違う。
選手たちもサポーターも。そして試合が始まった。
甲府は柏の立ち上がりを攻めて攻撃チャンスを作るがなかなか点が取れない。
その後柏が攻撃にリズム感が出始めて甲府が防戦一方になってきた。
その中で前半31分、甲府MF藤田健が左からドリブルで切り込んで決めた先制ゴールは値千金のものだった。
しかし柏は前半41分、攻め一線で掴んだチャンスから2度のフリーキックを得て、2度目のFKをMFパク・ドンヒョクがゴール左に頭で押し込み同点。
「恐れていたことがついに起きた。」
もうここまでいくと今季の柏は負けないのだ。本当なら前半のうちに甲府は2点目を取るべきだった。
しかし中盤からの柏の激しいプレスに甲府は守るだけが精一杯で攻撃の機会が失われていった。
後半になってから完全に柏のペースになり、
「(甲府FWのハーフナー)マイク走れよ!走れないなら交代しろ!」「片桐(甲府FW)が走るだけじゃだめだよ!」
観客席からはこんな罵声が飛び交うほど甲府はまともな攻撃パターンが作れないほど体力が消耗して
おまけに選手交代もハチャメチャ。ハーフナーを交代させるところを同じFWのキム・シンニョンを引っこめたり
パウリーニョを入れて攻撃に変化を入れようとしなかったことから取れるはずの点が取れなかったまま、1−1の引き分けで終わった。
どうか次節の徳島戦では大量得点で勝つヴァンフォーレ甲府を復活させてほしい。
さて、私はいつも小瀬競技場へは自宅から鉄道を乗り継ぎ、甲府駅からはシャトルバスを利用しているのだが

このバスには「バス小瀬」というヴァンフォーレ甲府のサポーター有志によるボランティアが乗りこんで
試合を盛り上げるためのさまざまな活動(試合会場の案内、帰りバスの情報、他チームのサポーターからの質問など)を行っている。
2002年、チーム解散危機からの再建を目指したヴァンフォーレを協力し続けて、今では多く甲府のサポーターから知られるようになった。
「バス小瀬」の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

バス小瀬新聞
http://blogs.yahoo.co.jp/buskose