自転車で野田まで(1)

4月6日、久々に晴れて気温が上がった。
この時に体をもっと動かさなければまた病気が悪くなってしまうぞと思い、久しぶりに野田まで自転車を走らせることにした。
ママチャリだが工場に勤務していた時に通勤で使っていたのを出して、
まず江戸川方面へ下り河岸へ向かい江戸川自転車専用道を走る。
松戸市から流山市に入るとこんな風景が広がる。

菜の花がいっぱいだ。
ふとお米が蒸しあがった甘い香りが広がった。
川岸の反対側を見ると見覚えのある工場が、思い出した。
万丈(マンジョウ)本みりんを作っている流山キッコーマンの工場だ。
以前流山を歩きまわっていたことがあり、それで覚えていたのだ。
さらに野田方向へ向かうと越谷へ向かう道とぶつかり、その橋には
玉葉橋」と書いてあった。

ラジオの交通情報で何か聞いたような気がする。
そして野田市街に近付いてくると、また工場が見えてきた。
キッコーマンの工場だなとわかりさらに走るとこんな風景が見えてきた。

これはキッコーマンの御用蔵で、ここでは昔ながらの蔵作りの醤油作りが行われているということを
以前「宮内庁御用達」という本で読んだことがある。

それにしてもこの風景は蔵というより城と言っていいくらいの雰囲気をかもしている。
自転車道を離れ御用蔵の右隅の小さな道に入ると
そのままお寺につながっていた。
そこで少し考えて、関宿城博物館に行く予定を変更して
キッコーマンの工場を中心に野田の街中を回ってみることにした。
ちなみにこの御用蔵はこの工場の中にあった。

近代的な工場の看板には「キッコーマン食品製造第2部」と書かれてあった。
(つづく)