「松戸市立病院移転の是非を問う住民投票」実現を問う臨時松戸市議会開催へ

松戸市立病院移転の是非を問う住民投票を求める動きは、有効数の3倍を集めた署名が市選挙管理委員会の審査でも8割の有効を得たことで
住民投票条例を求める本請求が実現し、今月2日にこの条例を審議するための臨時松戸市議会の招集が告示された。

写真の通り採決は来週月曜日が予定されているのだが、これで条例が本決まりにはならないのだ。
この市立病院移転の件は党派で反対を決めているのは共産党のみで
その他会派は「賛成」「反対」で所属議員を拘束していないことから
住民投票を実現する会」では多くの人に傍聴をして
どの市議が住民投票条例に賛成、反対しているかをしっかり見て覚えていてほしいと呼び掛けている。
これに関連して、私は民主党生方幸夫副幹事長(松戸支部代表も兼任)に
6月の市長選はどのような候補者選定をしていつごろ決まるのか。
その選定には市立病院の移転の是非が大きな要素になるのか、という質問メールを送った。
今日その返事が来て、
5月上旬に2人の予定者(前田清貴千葉西総合病院理事長と本郷谷健次市議)の
世論調査をして勝っている候補者を党の推薦候補するということで、
市立病院は争点の一つになるとのこと。
臨時議会がどういう結論になろうと、住民投票が実現しようとしまいと
民主党としては市長選に勝てる候補を世論の声で選ぼうということか。
ではこのポスターは何だろうか?

このポスター(これは7区版、生方氏が入っている6区版もある)の本郷谷氏は「移転に反対」を表明している。(前田氏は移転の是非を含めて「再検討」と語っている。)
ちなみにこれまでに市長選では現職の川井市長と前述の2氏のほかに
杉浦誠一市議と末松裕人市議が立候補をしているが
両氏とも「移転の是非を含めて、東松戸を含む移転地など総合的な課題など再検討」とはっきりしない答えをだしている。
この2人は果たして住民投票条例に賛成するのだろうか?
すべては12日にならないとわからない。