4月2日は世界自閉症啓発デ―

用事のために千葉に行ったがものすごい風だった。なんとか用事先に行った帰りにのぼりが並んでいるのを見て
何だろうと見てみたら、

今日は世界自閉症啓発デ―ということで、千葉県自閉症協会などがイベントをやっていたのであった。
場所は千葉市の子ども交流館やプラネタリウムや関係機関が入った「Qiball(きぼーる)」というビル(千葉都市モノレール葭川公園駅徒歩4分)の1階アトリウム。
ここでは県内各自閉症協会や作業所などの活動紹介や、自閉症児の療育のための支援グッズの展示。
また絵画、版画、工作、手芸などの作品展示も行っている。

私の住む松戸市の活動も紹介していたが、写真にある和太鼓には思い出がある。
去年のクリスマスのこと、私は姉と近所の人と一緒に市の自閉症協会のクリスマス会にボランティアで参加した。
自閉症の人たちによるピアノ演奏のほかに、和太鼓も聞いた。
親子そろってみんなの力で太鼓を叩いた姿に感動した。
週2回練習をしているのだそうだ。
参加することで、今までわからなかった、知らなかった自閉症関係のことが少しづつ見え始め
さらに関心をもつようになったのだ。
支援グッズのコーナーを見ると「なるほど」と思うことばかりだ。
作業の残り時間を自分で確認するためのタイムタイマー、周りの音に敏感になるのを防ぐイヤーマフ
外との遮断でパニック状態を防ぐためのパーテーション、物や人の名前を覚えるための絵カード、
また周りの人々との交流や身の危険に対処するためのコミュニケーションカードなど
自閉症の人の自立を助けるためのバリアフリーをどうしているかということがわかった。
またこの中にはNintendoDSの対応ソフトもあって、このソフトを入れれば、DSを通じて会話のコミュニケーションが
出来るということで、これは便利だなあと思った。
作品の展示の中には作業所から帰宅したあとでシフォンケーキを作っている自閉症の人の紹介をしていて、
最初は友達や近所に分けていたら好評で最近は注文を受けるようになったという。
「たくさんの注文を受けることができるようにしたい。」
いいなあと心からそう思えた。これが「生きがいをつかんだ」ということだろう。
イベントは明日まで。明日は12時からミニフロアコンサートが展示会場で、
同会場13階の会議室では、シンガーソングライターうすいまさと氏のトークショー&ライブが行われる。
(先着150名無料)
千葉県自閉症協会ホームページ
http://www.interq.or.jp/japan/aschiba/