開港2日めの茨城空港を見にいく(1)

昨日、開港2日めの茨城空港を見に行った。
松戸市の自宅からどれくらい時間がかかるだろうかと確かめる意味もあった。
とりあえずニュースで見た石岡駅発路線バスの時刻(1日2便だけ!)に合わせるため、10時前に自宅を出た。
松戸駅からは常磐線水戸行き10時14分発の便に乗る。
石岡に着いたのは11時半過ぎ。駅前のパン屋に「石岡あんぱん」の看板があったが、チラッと見ただけでバスターミナルへと急いだ。
バス乗り場は、ここから鉾田まで出ていた鹿島鉄道代替バスと同じ駅から一番遠い3番乗り場。

無料シャトルバスが出ているとのことだが、時刻がわからないのは不親切。おそらく出発便に合わせていると思うのだが。
バスはすでに着いていた。

寂しい。方向幕じゃなくて看板を運転台に差し込んでいた。回送便じゃあるまいし。
バスは出発すると石岡の市街部をしばらく走るのだが、9人(私を含めて)いた乗客の半分はこの区間にあるバス停で降りて行った。
(女性客2名が出発前に、このバスは各駅停車かどうかを聞いていた。直行バスと勘違いしたらしい。)
途中、鹿島鉄道廃線跡を車窓右に見る。舗装工事がはじまり、完成後はシャトルバスが走るとのことだが
片側1車線ですれ違いをどこでやるのかがわからないように見えるのがちょっと不安だ。
バス道路も信号の数が少ないし、両側2車線でひろびろとしているし、よほど飛行機の便数が増えなければ無用の長物になり兼ねない。
途中、「みんなでのろう かしてつバス」のイラスト看板のある小川駅(バス停)を通り、
「日本全国ご近所大作戦」の看板が掲げられた小美玉市小川総合支所を通り過ぎ、空港に近付くにつれて広くて立派な道路をバスが走る。

県道359号線、空港にアクセスする道路の一つ。
そして空港ターミナルビルに近付くと、なんと駐車場はほとんど一般車で埋まってた。
初日の熱気はさすがに消え、閑散としているだろうと思ったら大間違いだった。
12時10分前に到着。料金600円。

おそらく近所の人たちが車を利用してきたのだろう。駐車場は無料というのが効いたかもしれない。
ターミナルビルの周囲の写真を撮りいよいよ中に入ったが、さらに予想外の事態に私はまた驚かされたのであった。(つづく)